内気な性格で、仕事でも日常生活でも、なんだか肩身がせまい…
そう思っていませんか?
現代社会で生きづらさや違和感を抱いているあなたは、もしかしたら「内向型」なのかもしれません。
なぜなら、世間では人口割合の多い外向型を基準に常識が出来上がっており、
生活においても、「自分はみんなと何か違う」という悩みを抱いてしまうことが多いからです。
この記事では内向型の日常生活でのあるあるとして、次の7選をご紹介します。
- 「予定がない」ことが立派な予定
- 人混みで疲れてしまう
- 休日はお金を使わなくても十分楽しめる
- 電話予約と雑談が億劫で美容院を先送りに
- 知らない番号からの電話は出ない、営業っぽい来訪者には居留守
- LINEは発言内容を熟慮するうちに話題が変わってしまう
- 店員さんに丁寧に接する
何となく生きづらさを感じている人で、当てはまる項目が多い場合は、内向型である可能性があります。
ただ、そうであったとしても、自分を卑下したり無理に外向的にふるまう必要はありません。
大切なのは、まずは自分を受け入れて、快適な環境を自らの手で作っていくことです。
この記事では、内向型あるあるに加えて、私自身の経験や実践していることも踏まえた解決法をご提案します。
内向型のみなさんの悩みを少しでも軽くするお手伝いができればと思いますので、ぜひ最後までお読みください。
日常生活だけでなく、仕事でも悩みの多い内向型。内向型あるある【仕事編】はこちら!
「予定がない」ことが立派な予定
内向型は、エネルギーを充電するために、一人で過ごす時間を頻繁に作る必要があります。
週末のカレンダーが空白であっても、何をしようか考えながら休日を待ちわびて、それをモチベーションに仕事を乗り切ろうと思えるものです。
一人の時間にすることは、ただボーッと過ごしたり、家事・読書・ゲームなど人それぞれ。外向型から見たらただの暇潰し・退屈そうに思えるようなことでも、内向型にとっては立派な予定です。
人混みで疲れてしまう
満員電車や混雑期のテーマパークなどは、目に入る情報量があまりにも多すぎるため、たとえ短い時間であっても、人混みにいた後は体力をかなり削られてしまいます。
また人混みまでいかなくても、騒がしくて人との距離が近い場所、例えば居酒屋といった場所も内向型は得意ではありません。
休日はお金を使わなくても十分楽しめる
内向型にとっての娯楽は、必ずしもお金を使って物や体験を消費することではありません。日常の些細なことにも幸せを感じることができます。
天気が良いというだけでも気分が明るくなりますし、時間をかけていつもより凝った料理を作ってみることでも贅沢な気持ちになれます。
遠くへ旅行に行かなくても、楽しいことは家の中や近所で完結してしまうので、結果的に節約にもつながります。
電話予約と雑談が億劫で美容院を先送りに
電話は仕事だけでなく、プライベートでも内向型とは仲良くなれない存在。
例えば美容院の予約でさえ、電話をかけることに腰が上がらず、ついつい先送りにしてしまったりします。
最近は予約はネットで済むことが多いですが、美容師さんとの雑談もまた、内向型にはハードルが高い…
私の場合、コミュニケーションを避けたいと思うあまり、鬱陶しいと思うまで伸ばしきってからバッサリ切ることで、なるべく美容院に行かなくても済むようにしています。
知らない番号からの電話は出ない、営業っぽい来訪者には居留守
電話やインターホンが唐突に鳴ると、必要以上にビクビクしてしまいます。
仕事の電話なら相手は仕事の関係者であることが分かりますが、プライベートの電話では相手が誰なのかも見当が付きません。
そこで、知らない番号からの電話には出ず、番号を検索して必要であれば折り返しの連絡をします。
急な来訪者にも同様です。宅配以外の営業っぽい人が来た場合、どうやって上手く断ろう…などと考えてしまうので、面倒になって居留守を使うこともしばしば。
LINEは発言内容を熟考するうちに話題が変わってしまう
LINEを使いこなす人は、まるで実際に会話をするように、チャットに次々と文字を打ち込めると思います。
ですが、内向型は自分の発言で友人を傷つけてしまわないか、絵文字はこれで適切か…とチェックをした末にやっと送信ボタンを押すことができます。
特にグループLINEでは、発言を躊躇している間にどんどん会話が流れていってしまいます。
発言が少ないため、一見すると関心がないのかと思われがちですが、実はその話題に一番考えを巡らせているかもしれません。
店員さんに丁寧に接する
内向型は、見知らぬ人に横柄にふるまう人の心理が到底理解できません。
なぜなら、そうできるほど自分は完璧でもないし偉くもないという「謙虚さ」が根底にあるからです。
また、会話が苦手だという自覚を持っているからこそ、腰の低い態度で人と接することで、気持ちの良いコミュニケーションのための努力を欠かしません。
時には謙虚すぎて傷ついたり、損をするシチュエーションもあります(自分の要望をうまく伝えられないなど)が、自分の短所を理解して改善の努力ができるのも、日頃自分とよく向き合っている内向型だからこそです。
まとめ:自分を認め、欲望に素直に生きよう
休日にこれといった予定を作らず、のんびり過ごすことに対して罪悪感を覚える必要はありません。
むしろ、休息を取ることで仕事のパフォーマンスに良い影響をもたらしますし、自己管理のスキルが高いことを誇りにするべきです。
休日や1人で過ごす時間には、自分を甘やかしてあげましょう。
また、さらに毎日を楽しくするために、ぜひ没頭できる趣味を見つけてみてください。
何もせず過ごすよりも、自分を高める学びがあったり、健康に繋がったりと趣味から得るものも多いはずです。
内向型におすすめの趣味6選をまとめていますので、こちらも参考にしてみてください。
この記事を最後まで読んでいただいた皆さんに、内向型の自分がちょっと愛おしくなったと感じていただければ嬉しいです。
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